糖質制限中に鶏肉は食べていいの?効果的な摂り入れ方と注意点!

焼き鶏に、照り焼き。どんな料理にしてもおいしい鶏肉。他の肉と比べて低カロリーで、タンパク質が豊富な鶏肉はダイエットに嬉しい食材といわれます。糖質制限の場合でも同じように、効果的な食材だといえるのでしょうか。鶏肉に含まれる糖質量と、より効果的にダイエットするための注意点について紹介します。
糖質制限中に鶏肉は食べても良い食材
鶏肉に含まれている糖質量は少ないため、糖質制限中には、摂り入れやすい食材です。
どのくらい糖質量が少ないか、みてみましょう。
- 鶏手羽(100gあたり)0g
- 鶏むね肉・皮付き(100gあたり)0g
- 鶏もも肉・皮付き(100gあたり)0g
- ささみ(100gあたり)0g
- 挽き肉(100gあたり)0g
- レバー(100gあたり)0.6g
- 軟骨(100gあたり)0.4g
このように、鶏肉に含まれる糖質量は0g~1g未満。
鶏肉は糖質制限中に食べることができる食材だということになります。
1日の食事の糖質摂取量の基準値は?
一般社団法人日本糖質制限医療推進協会によると
1日の糖質摂取量の基準値は、30g~60g以下です。
1回の食事の糖質摂取量が10g~20g以下ですので、1日の食事の糖質摂取量は30g~60g以下ということになります。
この基準値は食事後の血糖値を良好な数値に保つといわれている数値です。
鶏肉の場合、含まれている糖質量がほぼ0gですので、気兼ねなく食べることができます。
しかし、糖質量が少ない鶏肉でも、調理の仕方によっては糖質量がグンと増えてしまうことがあります。
調理の仕方によっては糖質量アップする?!
調理別の糖質量です。
- 鶏の唐揚げ3個(約90g)糖質4.2g
- 手羽先の唐揚げ1個(約50g)糖質1.2g
- フライドチキン1個(約100g)糖質2.2g
- 照り焼き1枚(約80g)糖質3.2g
- チキン南蛮1枚(約80g)糖質6.9g
- 鶏レバー・串1本(30g~60g)糖質0.2g~0.4g
その他、鶏肉を使った料理はたくさんあります。
鶏肉自体の糖質量は少ないのですが、調理方法によって糖質量が変わってきます。
まず、唐揚げなどは衣に糖質量の多い小麦粉を使います。
また、チキン南蛮のようにタレに砂糖やみりんといった甘味のある調味料を使用することでその分糖質量も増えてしまいます。
素材そのものに糖質量が少ないからといって、たくさん食べてしまうと、衣や調味料で増えた分の糖質を多く摂ってしまうことになってしまうのです。
食べる量を調整するか、糖質の少ない衣や調味料で代用するなどして、糖質摂取量をオーバーしてしまわないように気を付けましょう。
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