【解説】玄米と白米って糖質量とかちがうの? 糖質制限ダイエット中に役立つ知識を解説

収穫したお米からもみがらを取り除いたものが玄米で、玄米からぬかを取り除いたものが白米です。精米時に取り除くぬかには、ビタミン類やミネラル分が豊富に含まれているため、健康食品として進んで玄米を食べる人も増えています。 では、糖質制限中の人にとっても、玄米は心配せずに食べても良い食材なのでしょうか。気になる玄米の糖質量や、糖質制限中の玄米の食べ方について見ていきます。
玄米は栄養食品だけど糖質制限中にはNG食品!
栄養価の高さから健康志向の人に大人気の玄米ですから、
糖質制限中でも玄米なら大丈夫そうなイメージがありますよね。
ところが実は、意外なほど糖質量が高いため、
糖質制限中は原則的に食べてはいけない食品とされているのです。
三大栄養素から必須ミネラルに至るまで、
体に必要な要素がまんべんなく含まれている玄米について、
普通の白米と比較し、食べ方の注意ポイントについて整理してみました。
玄米一食分の糖質量はチョコレート2枚分に相当!
白米と玄米で糖質を比較してみると、両者にほぼ差はありません。
一食分(150g)のお米に含まれる糖質量
- 白米:55g
- 玄米:51g
糖質制限医療推進協会によると、
一食当たりの糖質量は10~20g以内に抑えることが望ましいとしていますが、
まともに玄米を食べると目安量をはるかに越えてしまうことがわかります。
一般的な板チョコレートは1枚約50gなので、玄米をまともに一食摂ると、
なんとチョコレート2枚分に匹敵する糖質量を摂ることになってしまうのです。
健康食品だと認識していた人も多い中で、この糖質量の高さには驚きを隠せません。
協会では「糖質を全く摂らなくても大丈夫」としていますが、主食のない食事ほど味気ないものはありません。少量でもお米を食べることはできないか、次に説明していきます。
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