生の有機野菜で作るグリーンスムージーは危険!?

加熱をするとビタミンやミネラルが壊れてしまうことから、グリーンスムージーには生の有機野菜を使うことがあると思いますが実は色々と危険なこともあるということをご存知ですか?今回はそんな有機野菜をグリーンスムージーに使う際の危険についてご紹介していきます。
有機野菜でも完全無農薬ではない
有機野菜は国から認められた21種類以上の化学肥料の使用が許可されているので、これらの農薬は使っていても「有機野菜」として出荷できます。基準値の範囲なら何度でも使用することができるため完全な無農薬野菜ではなく、減農薬・低農薬野菜になります。そしてこれら化学肥料を使って作る野菜には硝酸塩という発がん性物質が多く残っています。特にホウレンソウやサラダ菜等の葉菜類に多く含まれており、体内に蓄積されていくと発がんや血液のトラブルをおこす可能性があるので注意が必要です。
硝酸塩は加熱するとほとんど死滅させることができますが、加熱するとせっかくのビタミンやミネラルが壊されてしまうので生で摂取したほうがいいと思ってしまいます。野菜や果物の表皮についている土には多くの菌類も生存しています。有機野菜ほど加熱が必要になってきますので、グリーンスムージーで、特に葉物を使うときは、有機野菜ではなく、無農薬野菜を選ぶようにしましょう。
肥料に使われている馬の糞などの菌も危険
有機野菜に使われる有機肥料は牛や馬など家畜の排せつ物や残飯で作られます。この中にサルモネラ菌や病原性大腸菌O157が含まれていると、肥料として使用されたときに野菜の中に取り込まれてしまいます。するとその野菜を食べたときに野菜を通して病原菌に感染し食中毒を起こしてしまいます。
有機野菜を選ぶ際には、「どんな肥料がどれくらい使用されたか」確認できるのがベストですが、スーパーでは明確にされていないことが多く、どれが安全な野菜なのか見分けることが難しいです。グリーンスムージーに使う食品を選ぶときは無肥料野菜を選ぶようにしましょう。
最後に
有機野菜は栄養があり、グリーンスムージーには効果的だと思っていた方もいるのではないでしょうか。しかし実は有機野菜の使用には注意が必要なのです。もちろん加熱して摂取する場合には問題ありませんので、目的に応じて種類を選ぶようにしましょう。せっかく健康のために摂取していたのに、逆に健康を損ねることになってしまっては意味がありません。注意点をしっかり覚えておきましょう。
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