グリーンスムージーに豆乳や牛乳は本当にダメなのか?

グリーンスムージーに豆乳や牛乳を混ぜてはいけないと言われていますが、本当なのでしょうか。牛乳などを使えればアレンジの幅も広がるのに、と悩んでいる方のために、今回はグリーンスムージーと乳製品の関係についてご説明していきます。
豆乳や牛乳で作ったグリーンスムージーがダメといわれる理由
脂質が栄養の吸収を阻害?
グリーンスムージーに豆乳や牛乳を混ぜると効果がなくなるといわれる理由はほとんど同じ。豆乳や牛乳に含まれるタンパク質や脂質がビタミンなどの栄養素の吸収を阻害するからだそうです。しかし、よく考えてみれば、私たちは普段、野菜サラダなどを食べるとき、マヨネーズやドレッシングなどのタンパク質や脂質を含む食品と一緒に摂取しています。だからといって栄養不足になるかといえば、そんなことありませんよね。
もちろん多少は吸収するスピードが緩やかになることはあるかもしれませんが、吸収率が落ちることはないはずです。
本当にダメなのか
栄養バランスを考えると混ぜてもOK
栄養バランスを整えるという観点からも、混ぜて飲むことは問題ありません。食物繊維やミネラル、ビタミンなどが豊富なグリーンスムージーと、タンパク質や脂質、カルシウムなどが補える豆乳や牛乳の組み合わせは抜群です。吸収スピードが遅くなったとしても確実に吸収されるため、安心です。
また、豆乳には上質なタンパク質だけでなく、女性にとっては特に欠かせない栄養素である「大豆イソフラボン」も含まれています。牛乳に関しても、単純にカルシウム補給ができるのはもちろん、私たちの身体に必要な五大栄養素もバランスよく含まれているのです。一緒に飲むことで飽きずにおいしく飲めるというのも、続けるうえで大切なポイントといえるでしょう。
豆乳や牛乳を混ぜる際の注意点
カロリーが上がる
ひとつだけ、注意しなければならない点があるとすればカロリーが上がってしまうこと。特にダイエット食品として利用する場合は、注意が必要です。参考までに、豆乳と牛乳のカロリーを記載しておきましょう。
豆乳:200ml(コップ1杯分) 128kcal
牛乳:200ml(コップ1杯分) 134kcal
ちなみに、よくある濃厚タイプの牛乳は同量で146kcal、低脂肪乳だと92kcalになります。ダイエットとして利用されるなら、豆乳か低脂肪乳を利用されるのがよいかも知れませんね。また、同じ乳製品でいえば飲むヨーグルトも同量で130kcalと、それほどカロリーが変わらないため、利用されてみてはいかがでしょうか。
最後に
グリーンスムージーを豆乳や牛乳で割っても、効果がなくなることはないということがお分かりいただけたでしょうか。むしろ割って飲むことで、さまざまな栄養素が追加され栄養バランスのよい飲み物になります。ダイエットなどに利用する場合は、カロリーに注意が必要ですが、高カロリーではないためあまり心配する必要もないでしょう。長く続けてこそ身体に効果的なグリーンスムージーを、豆乳や牛乳プラスでさらにおいしくいただきましょう!
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